三条市の中心地にほど近い、一ノ木戸商店街。
ここにカフェ「TREE」がオープンしたと知り、さっそく行ってきた。
店舗は2013年から中心市街地拠点施設「みんくる」として一般社団法人が運営していた場所を再利用している。
2017年からは燕市の名刺入れ専門店で商品開発支援も手がける「株式会社MGNET(マグネット)」と三条市の割烹料亭「魚兵」が事業提携する「まちづくり事業部」の運営に変わり「TREE」と名前を変えて4月22日にオープンしたそうだ。
2階建ての古民家をリノベーションした心地の良い建物で、入口のガラス戸に浮かぶTREEのロゴは、新潟のデザイン会社「株式会社フレーム」によるデザイン。
みんなを広く包み込む大木のようであり、みんなを繋ぐ橋のようなデザインだ。
まず、入口に入るとカフェがあり、ゆっくりコーヒーを飲めるスペースになっている。この日、淹れてもらったコーヒーはTREEの近くにある「星野園」という三条市のお茶屋さんから仕入れたコーヒーとのこと。

カフェの奥に目をやると、細長い通路が奥へと続いている。
長屋のようになっていて奥へ進むと通路沿いに座敷のフリースペースがある。
ワーキングスペースとして利用したり、ワークショップを行うことも可能だ。
通路を突き当たると一番奥は、ハンバーガーなどの料理を提供してくれるカフェレストランになっている。
ここの名物はこのハンバーガー。
TREEバーガー、アボカドバーガー、テリヤキバーガー。
どれも美味しい。

「嫌いな人はいないでしょ!」という発想から生まれたTREEのハンバーガーは商店街の目利き商人さんたちが選りすぐった素材だけで作られている。
パテはなんとソース等を一切使わず、塩コショウだけで仕込み、素材の味だけで勝負しているとのこと。確かに、この旨味は選び抜かれた食材だから出来る味だ。
今は3種類のバーガーメニューだが、次回作も鋭意製作中とのことなので、今後に期待が膨らむ。
店内は、グランピングをしているかと思わせる様なディスプレイで、NORDISKのティピやsnowpeakのテーブルなどが並ぶ。
テーブルについてイスに座って食べるもよし、ティピの中で食べるもよし、どこで食べても良いとの事だそうだ。
【メニュー一例】
TREEバーガー(750円)
アボカドバーガー(950円)
テリヤキバーガー(850円)
鶏モモ肉のグリル(680円)
生ハムとチーズの盛り合わせ(550円)
自家製ピクルス4種盛り(480円) など
こんなにオシャレで地元愛に満ちたお店を任されてるのは旧下田村出身の3人。
彼らは、イベントを運営するなどして若者主体の地域活性化に取り組んだ経験があるそうで、平均年齢24歳と若い力が三条市を盛り上げている。
店長の今井さんは、下田発のいも焼酎の材料となるサツマイモも育てているそうだ。
そちらも気になるので是非飲んでみたい。
話しやすくて親しみやすいスタッフさんや仲間と美味しいご飯を食べながら話が盛り上がった。
ここにいると時間を忘れてしまいそうになるので今日はここまでとしよう。
きっと、ちょくちょく通うお店になりそうだ。
TREE
新潟県三条市仲之町2−15
カフェ営業時間
10:00-23:30
奥のカフェレストラン営業時間
ランチタイム 11:00-14:00
ディナータイム 17:00-23:00
TREE Facebookページ
https://www.facebook.com/tree.sanjo/
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