5月のGW中、5月3日~5日まで「燕三条 春の工場めぐり」という燕三条エリアの企業さんが一斉に開くイベントがありました。
参加企業さんの工場に行って、見学やものづくりのワークショップ、お買い得アウトレット商品を購入できるイベントです。
GW中はほぼ毎日仕事だった私ですが、唯一お休みだった5月4日、名刺入れで有名なMGNET(マグネット)さんに足を運んでみました。
自社製品の名刺入れや燕三条エリアの商品を取り扱うショップとオープンファクトリーが一体となった”FACTORY FRONT presented by MGNET“。
決して大きく無い店舗の中には所狭しと燕三条の一級品が並びます。
ショップでの買い物に後ろ髪を引かれながらも、この日の私のお目当ては「スプーン作り体験ワークショップ」!
ワークショップ参加を申し込むと、優しい若いお姉さんがスプーンが完成するまでの工程を説明してくれました。

今回のティースプーンづくりは、「スプーンを曲げて磨く」という内容。
この日スプーンを曲げるのは、○リ・ゲラーでもMR.○リックでもありません。
ボール盤です。
ボール盤とは、主に工作物に穴を開けるために使用される工作機械です。
ハンドル部分を回して、主軸に取り付けたドリル等を下げていき、下に置いた工作物に向けて押し付けることで、工作物に穴を空けたりする時に使うそうです。
今回はドリルではなく、底が曲線になっている型を主軸に取り付け。
更に、下にはその曲線がハマるサイズのU字溝を置きます。
型とU字溝の間にスプーンの柄を挟むことで、スプーンの柄を折り曲げ、持ちやすい形を作っていくわけです。
言うは簡単。されど初めてのボール盤。
自分のイメージ通りに曲げるのが意外と難しかった!
全体のバランスを取りながら、ゆっくりと少しずつ曲げました。

曲げる作業が終わったら、次はスプーンを磨きます。
ピカピカに仕上げたい場合は、白いクリーム状の薬剤をティッシュにつけて磨きます。
マットに仕上げたい場合は、スポンジみたいなヤスリで磨きます。
私はマット希望だったので、マット仕上げ。

紆余曲折、四苦八苦して、完成したスプーンは、こんな感じになりました!

実はこの日のワークショップは「ティースプーン」作りでした。
でも、私は前の晩にアイスを食べていて、ど〜しても自分で作ったスプーンでアイスを食べたかったので、どうやったらアイスを食べやすいスプーンになるのか考えながらスプーン作りに没頭しちゃいました(笑)
そして、この日の晩も当然、アイスを実食!
自分で仕上げたスプーンで食べるアイスクリームは美味しいですね〜!
スプーンも大切に使おうと愛着が湧きます。
次のアイスクリーム食べるのが楽しみだなぁ♪
【余談…こんな出会いもありました◎】
この日、MGNETさんのオープンファクトリーの隣では、発酵に強いこだわりを持ち、おいしい味噌や発酵食品を販売してくれる「越後味噌」さんが出店しており、燕市産のお米で作られた美味しい甘酒を試飲させて頂きました。
さっぱりとした甘さで美味しかった甘酒、即購入。
袖ふり大豆を使ったどら焼きやカステラ、ゴボウの味噌漬けも併せて即購入。
お菓子好きの私は、どら焼き、カステラをその日のうちに完食。
ゴボウの味噌漬けもご飯のお供に最高!
越後味噌さんの作る味噌や食べもの、とってもオススメです!

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