【「燕三条」の文化祭!】工場蚤の市がすっごく楽しかった!

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工場蚤の市は作り手と使い手の交流場だった!
工場蚤の市は作り手と使い手の交流場だった!

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こんにちは!TANKEです。
4月15日〜16日に「三条ものづくり学校」で開催された「工場蚤の市」に行ってきました!

開催日は桜が満開。春のうららに誘われるようにたくさんの人が会場に吸い込まれていきました。
開催日は桜が満開。春のうららに誘われるようにたくさんの人が会場に吸い込まれていきました。

ご存知の方もたくさんいるかと思いますが、新潟県の県央地域、通称燕三条は日本有数の金物産業最先端地区。(燕三条市では無いですよ←ここ大事!)
 
この街には「日本一」がたくさん。
指先の感覚だけで抜群の切れ味の包丁や爪切りなんかの刃物を作り上げちゃう凄腕の職人さんが日々、技術と製品に磨きをかけています。
そんな街だからこそ開催出来る、技術の祭典「工場の祭典」なんてイベントもあるくらい、すっごい街なんです。
 
例えば、こんなギミックもお手の物。

…すごい。
 
職人のみなさんはシャイで口下手な人から、冗談好きで豪快な人まで、多種多様で面白い人が多いです。
そんなごく普通のおっちゃんが仕事場になると目つきが変わって黙々と真剣に仕事に向き合う。
そんなところが格好いいんです。

工場蚤の市のポスター。和洋折衷ならぬ新古折衷。
工場蚤の市のポスター。和洋折衷ならぬ新古折衷。

さて、この「工場蚤の市」は色んな工場から出たB級品やこの日のために作った廃材アートなんかがズラッと並び、職人さんたちと交流できるイベントです。
会場の三条ものづくり学校は廃校をリノベーションし、ものづくりを発信するべく開かれた産業拠点。
 
普段は教室がオフィスになっていて、これからの燕三条を支えていく若手個人事業主や会社がワーキングスペースとして使っていたり、コワーキングスペースがあったり、クリエイティブな空間が広がっています。 
(世田谷の「IID 世田谷ものづくり学校」の兄弟施設です)

会場の三条ものづくり学校。ロゴデザインはキリン生茶のパッケージも手掛ける新潟のデザイナー石川竜太氏。
会場の三条ものづくり学校。ロゴデザインはキリン生茶のパッケージも手掛ける新潟のデザイナー石川竜太氏。

元学校、しかも市場は体育館ということもあり、蚤の市はさながら文化祭。
天井には、デコレーションが施され、その下で各出店者と来場者が和気あいあいと活気に満ちた交流を繰り広げていました。

会場はさながら街ぐるみの文化祭。
会場はさながら街ぐるみの文化祭。

 
それでは、一部、僕が楽しんだ出店者さんたちをご紹介。

まずは、有限会社永塚製作所さん。
工場って、たくさんの金物を切ったり、叩いたり、削ったりするから、廃材がたくさん出るんです。
工場から持ち込んだステンレスの廃材を…丸い球に貼り付けて…ひもを通して…
あっという間に出来るミラーボール作りワークショップ!!
これなら子どもも大人も安全かつ楽しくものづくりに触れ合えます。

廃材を敷き詰めてミラーボールの完成!
廃材を敷き詰めて作ったミラーボール!
参加者のみなさんも真剣。
参加者のみなさんも真剣そのもの。

永塚製作所の能勢社長は筋金入りのサーファーさん。
会社では環境保全のためにゴミ拾い用のトング(かっこいい!)も作っていて、なんとGOOD DESIGN AWARDも受賞しています。
楽しいワークショップや自分の仕業を環境保護に結び付けるその姿勢に痺れました。
 
 
次に、包丁工房タダフサさん!
…といっても、この有名包丁屋さんの包丁はこの日は拝めず。
やはり、イベント会場では包丁は危ない、とのことで、代わりに木製トレイを販売していました。
僕が「おっ!」と思ったのはこの木で出来た看板。

タダフサの昔の看板、だそうです。
タダフサの昔の看板、だそうです。

これ、タダフサファンにはたまんないんじゃないの?
と思っちゃう年季の入った看板。
タイガーの顔もかわいくて、「ちょっとこれ欲しい…」と思っちゃいましたが、グッとこらえました。
今のタダフサロゴ、シンプルでかっこいいけど、これはこれでレトロで大アリ!と思う一品(?)でした。
 

NHK「さきドリ!」やフジTV「とくダネ!」にも取り上げられた金型が!
NHK「さきドリ!」やフジTV「とくダネ!」にも取り上げられた金型が!

更に会場には武田金型製作所さんのブースも。
武田金型さんと言えば、文字が消える金型がメディアに取り上げられ、一躍話題に。
下の写真は実際に文字を押し込んでみた写真ですが、本当に文字が消えます。
完全に隙間が無くなった金型は、まるで手つかずの鉄塊。

どう見ても一枚の鉄板なのに...文字がドン!
どう見ても一枚の鉄板なのに指を離すと…文字がドン!

この押すと消える文字を実現するには、「土台の金型に掘られるはめ込み部分」と、「はめ込む文字の金型」の大きさの差が1000分の3mm以内という、超精密な切り出しが必要とのこと。
こんな技術を誇る工場が身近にあるというだけで、わくわくしてきます。
 
武田金型さんの商品と言えば、「マグネシウム合金名刺入れ」が有名。
実用金属の中で最も軽いマグネシウム合金で作られた、シンプルでスマート且つ、かわいらしさもある、おすすめの一品です。
 
 
まだまだ続きます。
株式会社テーエムさんは一風変わった技術を持っています。
それは、ステンレスの黒染めという手法。
銀色に光り輝くスプーンやフォークが、この企業の手にかかると渋~い黒染め漆器のような風合いに変化しちゃうんです。

世にも珍しい黒光りステンレス。
世にも珍しい黒光りステンレス。

この技術を使って、こんなディスプレイまで飾られてました。
たまにしか会えないのに、すぐ逃げちゃうニクイあいつです。

すぐに逃げちゃうアイツ
すぐに逃げちゃうアイツ

これ、めちゃくちゃ欲しかったです。
でも、残念ながら非売品とのこと…現実世界でもまさか逃がすとは!
商品化熱望します。かわいいです。買います。逃がしません。
とりあえず、株式会社テーエムさんに行けばいるということが分かったのは進歩。
レベルアップした気分です。
 
 
最後に、県央らしいなぁと思ったもう一企業。
廃材加工で色んなオブジェを作っていた有限会社ストカさん。

廃材で恐竜の他にもイルカや某ロボットアニメのズ○ックまで!
廃材で恐竜の他にもイルカや某ロボットアニメのズ○ックまで!

こちらの会社では普段、プレスや金属加工、ASSY(複数のパーツを組み合わせてユニットを作ること)を行っているそうで、この作品は業務が終わった後に社員みんなで集まって、作ったんだそう。
 
職人の皆さんも若くてノリがよくて、ほんと、楽しそうに
「こんなの作ってみたんすよ」
「初めてにしちゃ我ながらスゴイと思うんすよ」
なんて感じでジョークを交えつつ、楽しく談笑。
これから若い職人さんがどんどん出てきて、県央地域がもっと活性化するに違いない、と話を聞きながら考えていました。

ストカさんではこちらのオブジェを購入。

最後にカッコいいオブジェを購入。紐で吊るして、真ん中からランタンやライトをぶら下げて、玄関に飾ろうと思ってます。
最後に廃材で作ったとは思えないカッコいいオブジェを購入。紐で吊るして、真ん中からランタンやライトをぶら下げて、玄関に飾ろうと思ってます。

本当に色んな会社やお店が軒を連ね、ここには載せきれないほどのレアで面白いものが目白押しでした。
 
県央地域にはいいものや素晴らしい技術が本当にたくさんあるっていうことを再認識すると共に、職人が本気を出せば、ガラクタ(廃材)もアートになったり、遊び場ワークショップになる、ということを思い知らされました。
 
次回開催は未定ですが、開催決定したらこちらでもお知らせしますね!
ぜひ、県央地域に足を運んでみてください!
  
 

工場蚤の市2017
工場蚤の市2017
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